フォルクスワーゲンは以前から実車搭載を予定していた7速DSGミッションが完成したと発表した。
DSGはフォルクスワーゲンやアウディ(Sトロニックと呼ぶ)が積極的に搭載しているデュアルクラッチタイプのトランスミッション。元々はポルシェがレースカーで用いた技術がベースとなっている。私も愛車アウディA3がDSG搭載しているのでいつも乗っているが非常に良くできたトランスミッションで、トルコンのATと比較すると大幅にドライビングの楽しさがある。
今回の新型7速DSGはこれまで湿式だったクラッチが乾式に改められ、トランスミッション自体の重量軽減に貢献している。その分、耐久性は落ちているようで当面はトルクの少ないタイプに7速DSG、大トルクにはこれまで通りの6速DSGが導入されるようだ。いずれにしてもDSGを体験したことが無い人は、一度試して見ると面白いと思う。
VW、7速DSGをゴルフなどに搭載し発売 【 carview 】 ニュース - 自動車業界 最新の動向を毎日チェックフォルクスワーゲンでは、ドイツ・カッセル工場で累計100万基目となるデュアル・クラッチ・トランスミッションDSGを生産。同工場の経営陣、従業員、フォルクスワーゲンブランドのコンポーネント担当役員Prof.ヴェルナー・ノイバウアー氏とともに祝った。
【Driving Future】学研の自動車専門サイト - 小型車向け 7-speed DSGフォルクスワーゲンは、以前から開発していた7速DSGミッションを完成し、正式発表した。最大トルク250Nm以下のエンジンと組み合わせ、今後大量生産する計画だ。