浜勝は九州を中心とするリンガーハットグループのとんかつチェーン店である。ここは注文の際、「ご飯は麦飯と白米どちらにするか」「キャペツは千切り、角切りどちらにするか」「味噌汁は豚汁にしなくてよいか」等の度重なる質問を終えてようやく解放されるのである。一仕事終えてお茶でも飲んでいると、今度はごまを擂れとごまの入ったすり鉢とすり棒を持ってきたりするので油断がならない。で、ここまではどうでもいいのだが、周りの客を観察しているとほとんどの客が「麦飯」を注文しているのである。カロリー高めのとんかつを食うから飯ぐらいは体に良い麦飯を食っておこうというアガキであろうか?たった一食分麦飯食っても大して違いはあるまい。しかし、浜勝はご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由なのである。どう見ても共食いと思われるサラリーマンなどは、これまた取り放題のつけものでいっぱい食って、すぐにおかわりしていたりするから侮れない。時代に逆行して麦飯がうまいという人が増えているのだろうか?そういう私もしっかり麦飯を注文しているのだが...。
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