テレビで世界陸上が放送されており、ヘルシンキで行われていた女子マラソンが放送されていた。マラソンはさておき、目が行くのはその街並みの美しさである。ヨーロッパが美しいのはきちんと人間が住みやすく環境にも配慮した街づくりを昔から継続して行ってきたからだろう。日本のようなあふれんばかりの乱立する看板はヨーロッパで見かけるだろうか?ドイツやスイスを旅行したときも、これが工業国ドイツなのかというほど自然があふれ、街並みは整然と古い景観を壊さぬように配慮されていた。かつての日本は木造家屋と自然が一体となりきれいな国だったはずだが、今は見るも無残な風景ばかりである。確かに技術では追いついているだろうが、精神的な成熟度からいえば日本は大幅な発展途上国だろう。金にしか興味のないものが政治をやっている以上、永遠に追いつくことはないだろう。
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