「アレキサンダー」というと、世界史に関しては中学校レベルしかない私にとって「東方遠征をした人」以外何も知らなかった。この映画が全て実話に沿っているのかは知らないが、イメージしてた主人公像とは大きくかけ離れていた。強欲な母親の影から逃げる、子孫を残すためだけに結婚し実は同性愛者である、兵士たちの願いを跳ね除け自分の独りよがり?な考えから東方遠征を継続するなど、かなり人間としての弱さや傲慢さを強調したような内容であった。見た後すがすがしくなる映画と重ーい感じになる映画とあるが、この映画に関しては後者だった。出張中にパソコンのDVDで見たので、きちんとテレビで見れば少し違った印象だったかもしれない。再度見ることは無いと思うが...。歴史ものは今度出る「キングダム・オブ・ヘブン」に期待。
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