ここ数年で一番面白かった映画は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなのだが、通勤電車内でいつも本を読んでいる私は現在、指輪物語(全9巻)を1巻から順に読んでいる。
正直、1巻目の遅々として進まないホビット庄での物語には閉口したが、物語を深く理解していくためには大事な部分でもある。2巻の終わり辺りから面白くなってくる。「ストライダー」→「馳夫」、「ゴラム」→「ゴクリ」と翻訳の独自性が初めは違和感があったがずっと読んでいると今度はこっちの方が合っている様に思えてくるから不思議である..。まだ、二つの塔の後半部分を読んでいるが、映画では省略されている多数の場面や、映画とは大きく異なる部分が多数あり、原作の物語の奥深さを全て映画にしようとしたら、3部作で終わらせるのは不可能だったであろう。読んでから再度、映画を見直してみるのも面白そうである。
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