今や世界一へあと一歩のところまで来たトヨタは、今度はアメリカで最も人気のある自動車レース「NASCAR」に2007年から参戦する。2005年まででインディーカーから撤退し、2007年からこのNASCARに参戦することでさらなる宣伝効果を狙ったのだろう。しかも、参戦する車種はアメリカでベストセラーカーの常連で先日フルモデルチェンジを終えた「カムリ」である。日本なら考えられない車種だが(実際、今年のスーパーGTにはレクサスSCで参戦する。日本ではレクサスの広告が必要ということか...)、アメリカでの宣伝効果を考えての車種選択だろう。
トヨタがF1に参戦しているのはもちろん欧州でのトヨタブランドの浸透を狙ったものであり、トヨタの戦略には全て販売につなげるための明確な目的があるところに、現在のトヨタの地位を見ることができる。当分トヨタの勢いは止まりそうに無い。
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