日産はエクストレイルに「20GT」を追加した。
目玉として「ポスト新長期規制」をクリアしたクリーンディーゼルエンジンを搭載していること。かつてはセダンでもディーゼルエンジンは普通にラインナップされていたが、環境問題の問題児的扱いを受けたディーゼルエンジンは普通乗用車から無くなっていった。
ただ、ディーゼル=環境に悪いというのは間違いで、欧州ではディーゼルの方がクリーンであるという認識も根強い。実際欧州では半数がディーゼルエンジンである。
ようやく日本にもディーゼルエンジンが復活する環境が整った。ディーゼルはトルクが太く運転しやすいし、何よりガソリンよりも軽油は安価である。これからは日本でもディーゼル市場は伸びるだろう。
日産は、エクストレイルにクリーンディーゼルモデル「20GT」を追加。9月18日に発売する。
「20GT」は、日本の排出ガス規制「ポスト新長期規制」を世界で初めてクリアしたモデル。最高出力は173馬力/3750回転、最大トルクは360Nm/2000回転。2000ccにもかかわらず、3500V6ガソリンエンジン並みのトルクを低回転から得られるようにした。燃費は、10・15モードでリッターあたり15.2kmとなる。
マツダは、出力性能と環境性能を大幅に進化させたクリーンディーゼルエンジン「MZR-CD2.2」を開発。2009年から欧州を皮切りに順次導入すると発表した。
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