海外での大規模リコールで大きくイメージを落としたトヨタ。今度は国内の車にも影響が出ているプリウスの不具合が申告されている。車で最も大切な「止まる」というブレーキの不具合。
海外のリコールもアクセルペダルがフロアマットにひっかかり戻らずに止まらないという症状だったが、私の乗っているA3はアクセルとブレーキ両方踏むとアクセルはキャンセルされブレーキが優先される仕組みとなっている。安全に対する基本的考え方の違いだろう。
元々現行プリウスは現在の価格設定の30~40万は高い定価で販売する予定だった車で、インサイトが例の値段で発表されたため急遽価格を引き下げて発売された。当然、どこかにはコスト削減として跳ね返っているはず。それが安全面の開発工程不足という結果に結びついているならトヨタもかつての三菱と同じである。
レビンやトレノなどを作っていた頃のトヨタはまだ良かったなぁ。
国土交通省リコール対策室は昨年7月、千葉県松戸市内で起きた新型『プリウス』の事故について原因の調査を進めている。国道6号線を走行中の同車がブレーキがきかずに、赤信号で停止中の前方の車両に追突したというもの。すでに、同省はメーカーへの問い合わせや事実確認に動いている。
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