2008年12月アーカイブ

年の瀬が迫る中、トヨタとダイハツから、共同開発したコンパクトな7人乗り3列シート車をを発表した。トヨタは「パッソ セッテ」、ダイハツは「ブーン ルミナス」という車名で販売する。
車名が示すとおり製造はダイハツが行い、トヨタへはOEM供給される。スバルへは..?
車格的にホンダのフリードがライバルとなるのだろうか。新車販売が冷え込んでいるだけにこのようなエントリークラスのファミリーボックスカーが今後の主力となっていくのだろう。

トヨタ自動車とダイハツ工業は、共同開発した新型7人乗り・3列シート車を12月25日に発表。トヨタは「パッソ セッテ」、ダイハツは「ブーン ルミナス」として、それぞれ販売を開始した。

本当にアップルが自動車に参入かと思ったが、そうではないようだ。
しかしアップルらしい楽しさのある「i Mo」。こんな車だったら不況も関係ないかも!?

アップル製品群と共通イメージの電動2+1コミューター。その名も、ずばり『i Mo』(アイモ)。ボディには『i Pod』本体に記されているメモリ容量のデザインそっくりにモーター出力が記されている。充電も iPodのドックコネクタそっくりの端子にコードを接続する。

レクサスは新型ハイブリッドセダン「HS250h」をデトロイトモーターショーに出展した。
急激な円高と不景気で一気に赤字予想に転じたトヨタ。今度はレクサスでハイブリッドセダンを発売する。選択と集中ということで今後、トヨタとしてはやはりハイブリッドに注力していくことだろう。
レクサスで売るということはプリウスのプレミアム版的なセダンになるのだろう。
エクステリアの写真では、レクサスというよりトヨタの車という感じだがインテリアや装備などでプレミアム感を出してくるのだろう。

米国トヨタ販売は11日、新型レクサス『HS250h』を初公開した。『IS』と『ES』の中間に位置づけられるFFのハイブリッドセダンで、『プリウス』のレクサス版ともいえるモデルだ。

「2009北米カーオブザイヤー」のファイナリスト14台が公表された。内訳は日本車が4台、地元米国メーカーが5台、他が5台。
発表は自動車産業の街で開催されるデトロイトモーターショーだし、やはりここは窮地に立っているビッグスリーから最優秀賞を出すべきだろう。となるとダッジ チャレンジャーあたりがアメ車っぽくていいかも..。

「2009北米カーオブザイヤー」のファイナリスト14台が18日、公表された。14台の内訳は日本メーカーが4台、欧州メーカーが4台、米国メーカーが5台、韓国メーカーが1台となった。

メルセデス・ベンツはデトロイトモーターショーに、次世代パワートレイン搭載のコンセプトカー「コンセプトBlueZERO」を出展すると発表した。
これからはエコでコンパクトな車が中心となっていくと思われ、メルセデスもコンパクトカーの開発に力を入れているのだろう。
ブルーテックエンジンや今回のブルーゼロなどクリーンな車にはブルーを付けるようだが欧州で青色はクリーンなイメージなんだろうか?なんか日本だとグリーンって感じですが。

メルセデス・ベンツは、2009年1月に北米で開催されるデトロイトショーに、次世代パワートレイン搭載のコンセプトカーを出展すると発表した。

 コンセプトカーの名は、"コンセプト BlueZERO"。排気ガスを放出しないクリーンなクルマという意味が込められている。

ホンダはNSX後継車の開発を中止すると発表した。
年末社長会見ではホンダの苦しさが現れた発表となった。V10エンジンでニュルでの試験も既に始まっていただけにNSX後継車の開発中止は残念なニュースだ。アキュラの日本導入も白紙撤回された。ハイブリッドと小型車へ注力することになるようだが、一段とホンダのスポーツ色は薄れていくだろう。
F1撤退から暗いニュースが続くホンダ。ただ、これはホンダに限ったことではなく国内自動車メーカーの苦しい状況の発表はこれからも続くことだろう。ガンバレ国内自動車産業!

ホンダ福井威夫社長は年末社長会見で、V10エンジンを搭載した『NSX』後継車の開発を中止すると発表した。

NSXはホンダのスーパースポーツカーで、排ガス規制に対応できないため、2005年に生産を中止していたが、F1で培った技術を投入したV10エンジンを搭載したNSX後継モデルを2009年ごろに投入する予定だった。

スバルはデトロイトモーターショーで次期レガシィのコンセプトモデルを発表した。
今年はレガシィのフルモデルチェンジの年にあたり、ほぼ市販に近い形だと思われる。WRC撤退発表しスバルファンに寂しい思いさせた代わりと言っては何だが、新型レガシィに期待大だ!
写真を見るとかなりワイドな感じだ。フロントは日産のフーガのようなイメージも見える。リアはBMWっぽくもあるがスポーツセダンらしいまとまったデザインだ。最終的な市販モデルを早く見てみたい。
新型は現行よりも上級移行すると言われているので、よりワイドなボディを手に入れていると思われる。エンジンは3.6リッター水平対向エンジンを搭載するという。

ジュネーブモーターショーにも出展される。

富士重工業は、3月にスイスで開催する第79回ジュネーブ国際モーターショーで、同社ブランドのスバルが『レガシィ コンセプト』を出展すると発表した。


スバルオブアメリカは『レガシィコンセプト』の概要を明らかにした。次期『レガシィ』のセダンモデル(日本名:『レガシィB4』)の方向性を示唆したコンセプトカーだが、ボディの基本骨格は市販車そのものと思われる。

フィアットはアバルト・グランデプントを来年の2/14から発売すると発表した。
アバルト・グランデプントはフィアット グランデ プントの高性能ホットハッチ。
1.4リッターターボで155psを発生。「SPORT BOOST」ボタンを押すと、最大トルクが10%以上アップし、パワステのセッティングがスポーティな味付けになるという面白い機能をもっている。公道でそれをどう使うかは???だが、遊び心がイタ車らしい。
来年はアバルト500の発売も予定されているようで、こちらも楽しみだ。

フィアット・グループ・オートモビルズ・ジャパンは、新生アバルトブランドの導入を開始し、その第1弾として、アバルト・グランデプント(価格:270万円)を2009年2月14日に、正規販売店を通じて発売すると発表した

2009年1月のデトロイトモーターショーで正式公開されるボルボS60。
曲線だらけでボルボらしくないですね..。しかし、こういう新しい車が発表されるのは、暗いニュースしかない自動車業界ではうれしいかぎりです。
デトロイトモーターショー...果たして盛り上がるのだろうか?

ボルボは16日、『S60コンセプト』の概要を明らかにした。11月24日に公表された写真は外観が1点、内装スケッチが1点の合計2点だったが、今回は全ディティールが公開されている。

世界的な不景気、特に原油高騰・円高・米国市場の大幅な景気減退の影響をもろに受けている自動車業界。今度はスバルのWRC発表が告げられた。
ホンダがF1ならスバルはWRC。それほど両メーカーのイメージを確立してきたそれぞれのレース活動。それをも辞めなければならないほど悪化しているということだろう。トヨタの減産による週休3日制なども発表されている。
元スバリストとしても、あのブルーのラリーカーが見れないのはやはり寂しいものがある。この不景気を乗り越え是非レースへ復活してもらいたい。
このままでは各種自動車レースは衰退していってしまうのではなかろうか...。

富士重工業(スバル)は、16日夕刻、都内で緊急記者会見を実施し、世界ラリー選手権=WRCにおけるワークス活動の終了を発表した。

前日のスズキの活動休止発表に続く、いわば雪崩現象。これで、来季、FIAの世界選手権のトップシリーズに完全ワークス参戦する日本メーカーは、F1のトヨタだけということになった。

BMWは新型Z4ロードスターを発表した。
登場した時期が時期だけに販売的には苦しいだろうが、開発時にこのような世情になることは読めるわけもなく日産フェアレディZなどとともにスケジュールに乗った登場と言える。

今回からは電動メタルルーフとなり20秒で開閉する。初代の彫刻的な独創的なデザインは引き継いではいるものの、多少そのアクの強さは薄らいだ感がある。単にBMWのデザイン手法に慣らされただけかもしれないが...。

BMWは14日、新型『Z4ロードスター』を発表した。動画共有サイト「You Tube」では、早くもその走りがチェックできる。

動画にはワインディングを走行する新型が登場。官能的なストレート6サウンドを発しながら、スポーティに駆け抜ける様子が収められている。

あの日本の優良企業だったトヨタも下期では営業赤字になる見込みとなった。国内の自動車や電気メーカーなど輸出を主とする企業は大幅な減益で人員削減をせざるを得ない状態になっている。急速に円高が進行したうえ、主要な市場である米国の経済の低迷、更には世界的に広がっている景気の低迷。果たして打開策はあるのだろうか?
特に自動車産業は米国の需要の大幅な低迷で各国のメーカーが厳しい状態になりつつある。大幅な業界再編が進むことになるのだろうか?その前にビッグスリーはどうなるのだろう..?

[東京 13日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>の2009年3月期下期(08年10月─09年3月)の連結営業損益が、赤字になる見通しであることが分かった。関係筋が13日、明らかにした。

 円高の進行と販売の落ち込みが想定を上回っているためで、半期ベースの営業赤字は1999年に米国会計基準を採用して以降では初めて。09年3月通期の連結営業利益も、会社計画6000億円を下回る見込み。

マツダがロードスターをマイナーチャンジした。
今の時代厳しいだろうなぁ。

マツダは、2人乗り小型オープンスポーツカーのロードスターをマイナーチェンジし、全国のマツダ販売店とマツダアンフィニ系販売店で発売した。
 
 今回のマイナーチェンジでは、初代からのコンセプト・人馬一体を継承しつつ、質感の高い外装パーツを装備し、上質感や快適性をさらに高めた。ドライビング性能をさらに進化させたソフトトップと、オープン走行の楽しさとクーペの快適性を両立するRHTの2モデルが設定される。

ポルシェが米国テスラ社の『テスラ・ロードスター』を注文したことが判明した。
このテスラ・ロードスターは0-60マイル/h加速は3.9秒とポルシェ911カレラを上回る数値を出している。確かに加速に関してはモーターが有利であり、ハリアーハイブリッドが出たときもポルシェカイエンの加速を上回るなどと紙面をにぎわせていた記憶がある。
ただ、モーターにレシプロエンジンに対抗できる味があるかどうかは??だが、今の時代セレブの方にとってはスーパースポーツでもEVだと堂々と乗れるという世間体的なところもあるかもしれない。
ポルシェもGT-Rのニュルのタイムにちょっかい出したりベンチャーのEVスポーツを解析したりと色々大変ですね..。本業好調だから余裕があるとも言えますが..。

ポルシェが11月末、米国のベンチャー企業、テスラ社の『テスラ・ロードスター』を注文したことが判明した。電気自動車の本格研究に着手した証と話題になっている。

テスラ・ロードスターは2006年7月に初公開。米国シリコンバレーに本社を置くテスラ社(2003年設立)が、ロータス『エリーゼ』をベースに開発したスポーツカーで、最大の特徴は電気モーターのみで走行するEVスポーツという点だ。

日産GT-Rがマイナーチェンジを実施した。
コンピューター制御の変更により最高出力が480psから485psへアップしながら燃費は8.2km/Lから8.3km/Lへと向上した。今の時代、スーパースポーツといえども燃費を上げずして馬力を上げることは時代が許されない。
足回りも変更されているようで、雑誌等によると乗り心地も改良されているようだ。燃料タンクの容量拡大は欧州発売に向けて航続距離を延ばしたためと言われている。
ただし、お値段も安い軽自動車が買えてしまう程度値上がりしているが、更に需要が落ち込みそうなこのセグメントでは収支を考えると仕方がないか。ポルシェと比較すればまだまだバーゲンプライスな訳だし..。

日産自動車は、"NISSAN GT-R"に一部改良を加え、12月8日に発売を開始した。

 2007年12月に販売が開始されたGT-Rに、初の改良が施された。

 今回の一部改良では、エンジン本体の精度向上にあわせ、コンピューター制御の精度を向上させた。これにより、スペックが最高出力480ps/6400rpmから485ps/6400rpmへとアップ。燃費についても8.2km/Lから8.3km/Lへと向上した。

ホンダがF1撤退を正式に発表した。
最近の不景気ももちろんあるだろうが、エンジンの統一化の話が出るなど今後のF1への魅力が薄れたのも原因ではないだろうか。
ホンダのF1への情熱は並々ならぬものがあったはずで、ここまで日本のレース界のリーダーとして数多くの実績を上げてきた。
大きなうねりの中に突入している現在の自動車業界。ビッグスリーの衰退、世界的な自動車需要の衰退など、大きな転換期に差し掛かっている。ホンダのF1撤退は他社への波及も考えられる。次期NSXは無事に発売されるのだろうか?来年からF1でホンダサウンドが聞けないのは残念だ。

ホンダは、今年でF1レース活動から撤退する旨の公式発表を行った。

 それによると、サブプライム問題に端を発した世界的な金融危機、それにともなう経済の後退という背景で、同社をとりまくビジネス環境が悪化し、経営資源の効率的な再配分が必要という認識から、F1活動の撤退を決定したという。

フォルクスワーゲンは新型ゴルフプラスを発表した。
いまいちその立ち位置が不明確な存在だったこともあり、存在感という点でゴルフファミリーなかで影の薄かったゴルフプラス。ミニバンならトゥーランがあるし..。ミニカに対するミニカトッポみたいな感じだろうか..?新型にもラインナップされるということはそれなりに欧州では需要があるのだろう。新型は国内導入されるのだろうか?

フォルクスワーゲンが、12月3日に開幕したボローニャ・モーターショーで、新型"ゴルフプラス"を発表した。

 ゴルフプラスは、5代目ゴルフの派生車種として、2005年にデビュー。今回の改良はいわゆるマイナーモデルで、デビューから3年半が経過した同モデルのデザインを見直し、6代目ゴルフの特徴を盛り込んだことが主なトピックである。

フルモデルチェンジした。基本的に欧州版アコードと同じと思われる。

ミニバンとコンパクトカーのイメージが強くなったホンダだが果たしてこのDセグメントでどれだけ健闘できるだろうか?多少セダン回帰の流れがあるが果たしてユーザの選択肢に入る魅力的な車になっているのか。登場した時期が時期だけに...。


ホンダ技研工業が、アコードをフルモデルチェンジし、8代目となる新型を12月4日に発表、12月5日に販売を開始する。

 「アドバンスド・クオリティ」をキーワードに開発された新型は、性能や機能を徹底的に見直し、全身にわたり"質"を向上させたのがポイント。

クライスラーからPTクルーザの2009年モデルが発表された。いろいろとサポートサービスを標準化するなど、米国車もサポートを充実させているようですね。

昨日はニュースはビッグスリーが再建計画を発表するとともに、総額340億ドルの支援を議会に要請した旨報道されていました。果たして米国の基幹産業である自動車部門への支援は実現するでしょうか..。米国市民の意見では支援賛成よりも反対が上回っているようですが、もし1社でも潰れれば関連会社を含めると巨大な企業だけに、市場への更なる悪影響も出るでしょう。アメリカ経済は今後どうなっていくのだろう..?
自家用ジェットを批判されたから、車で10時間かけて移動することを検討というのは少し焦点がズレてますがね。

クライスラー日本は、PTクルーザーの2009年モデルを発表し、12月6日から、全国正規販売店で発売を開始する。
 
 2009年モデルは、カブリオレがラインアップから消滅し、ベーシックな"クラシック"、上級グレードの"リミテッド"の2グレードを設定。"リミテッド"には、AM/FM電子チューナー付6連奏CDオートチェンジャー、サブウーハー付きボストンアコースティック製スピーカーを標準装備される。

アウディからA5カブリオレの概要が発表された。
A5自体がお洒落な車だけにカブリオレになると更にオシャレ!あえてソフトトップを採用しているのもスタイリング的にいい方向になっているようだ。
日本へ導入されるのだろうか?

アウディは2日、『A5カブリオレ』の概要を公表した。クーペの『A5』をオープン化した4シーターモデルで、『A4カブリオレ』の後継車種に位置づけられる。2009年3月のジュネーブモーターショーで正式デビューを飾る予定だ。

日産は新型フェアレディZに続いてスカイラインにも7ATを搭載した。ようやく日産のATも多段化されたという感じだが、5ATでも十分な動力性能を示したスカイラインだけに商品力としては更に高くなったことだろう。

日産は、スカイラインセダンとスカイラインクーペを一部改良し、全国販売店を通じ、12月2日から発売を開始した。

 今回の一部改良では、従来3.5リッターエンジンを搭載していたセダンに、フェアレディZやスカイラインクーペに積まれる3.7リッターエンジンを新採用。VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)により、一層滑らかなエンジンフィールを獲得した。

フォルクスワーゲンはエッセンモーターショーでシロッコのコレクターズエディションを発表した。
まだ日本では通常のシロッコも未導入。来年春あたりに予定されているようだが、この手のスポーツクーペは国産ではほとんど壊滅状態だけにそれなりに期待できるだろう。アウディTTがスポーツタイプのクーペでは国産車を抑えて最も売れているらしいが、それは+2でも後席があることが大きいらしい。このシロッコも+2ながら後席があるだけに、戦略的な価格が付けられればスマッシュヒットするかもしれない。

フォルクスワーゲンは28日、ドイツで開幕したエッセンモーターショーで『シロッコ』と『イオス』の特別仕様車を発表した。どちらも「ブラック&ホワイト」をテーマに開発している。シロッコに設定されたのは『コレクターズエディション』。


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